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ローゼンメイデン
青年幻想・ファンタジー
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ベルフェゴール さんの
ローゼンメイデン へのクチコミ
 
ローゼンメイデン
著者: PEACH−PIT
総クチコミ数: (46)
評価:
4.26
 ベルフェゴール さん
21
 
 2008-12-02 22:02
GOO↑5
ストーリーが良い
ためになる
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大好きな漫画だけに去年の打ち切り事件には気が狂いそうになりましたが、最近連載が再開されて嬉しいかぎりです。

この作品の大きな特徴で長所であるのが、個性がすさまじいキャラクターですね。
引きこもりで家に閉じこもってばかりの桜田ジュンにローゼンメイデンの第5ドールである真紅がやってきて、この二人をメインに物語が繰り広げられていくのですが、この二人もそうですが他のキャラクターがとりえあず個性あふれてるのです。
例としてジュンは過去にある事件があり登校拒否児になり部屋に閉じこもるようになってましたが、ひょんなことからローゼンメイデンの真紅と一緒になるようになります。そしてこの二人が共にいることによりジュンは部屋の扉を開けるようになる。そしてジュンだけでなく真紅の方にも静かに確実に変化が出てくる。
というような人には絶対ある不完全な部分をローゼンメイデンとの出会いを理由に埋められていくというキャラクターの心の成長が描かれている漫画です。
そして人間だけでなくローゼンメイデンの方も出会いを通じて静かに確実に成長していく姿も惜しみなく描かれているのが、この作品のキャラクターの個性を溢れされている理由です。
シリアスな時はものすごく真面目に、ギャグの時は思いっきりハメを外してるという部分にはキャラクター達の切り替えの早さが見えてさらに良く見えます。

あとこの漫画はローゼンメイデン同士の戦いというコンセプトで描かれているのですが、戦闘描写はかなり少ないです。ほとんどが戦っても少しガチったくらいで一見面白みに欠けると思われてしまいますが、それは大きな間違いになります。本作での戦いとは戦いの中に身を投じられ、その状況下での心境の描写や心の成長を描くというのがメインなのです。
ここで私は戦うということは拳で殴りあうのではなく自分自身の弱さ・置かれた状況・日々生きることなどに立ち向かうことだというのを教わりました。
おそらくこの辺を踏まえて読んでみたらかなり面白く読めると思います。

あとあまり言われないことですが、本作には心理学などのことに基づいた描写が多々あります。
夢の世界の描写はフロイトの心理療法を題材にしているため本作を読んだ後にでも心理学の本に手を出すとけっこう面白いですよ。
他にも積極的に出してきませんが錬金術もさりげなく題材にしてます。
ようは「鏡の国のアリス+心理学+錬金術」といったとこです。

絵はけっこうやや薄いという感じなので、とっつきやすいかもしれませんね。
第一かなり上手いですし。
ローゼンメイデンたちの服のデザインもかなり美麗で良いですよ。

今の殴り合いする戦闘漫画は読みなれたからちょっと違うのを読みたいという方・個性的なキャラを見たいという方・生きることとは何かを知りたいという方など、深い漫画を読みたいという人にはかなりオススメできる漫画です。
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